酒を飲んでバイトの先輩にゲロをぶっかけた話

失敗をしているのは私だけではない。極論を言えば私は悪くない!と思い込みたい。

年に数回、死にたいくらいの失敗をする。
テンパって、どうしたらいいのかわからなくなって、とにかくググる
「納期 滞納」「仕事 ばっくれ」「酒 失敗」などなど…。

自分と同じ境遇、または自分よりやばい体験を見て「大丈夫…死なない…何とかなる…」と心を落ち着かせる。
最近もクライアントを怒らせる事態に陥ってしまい、とにかく仕事の失敗談をググっていたのだが、なかなかちょうどいい事案がないと気づいた。

Yahoo!知恵袋などの質問系では非のある側がボコボコに叩かれているし、2chのまとめ系もなんだか解決策が提示されていない。
私が一番読みたいのは個人ブログ系で「私は過去にこんな失敗をしましたが、まぁなんとか生きていけています」という話なのだ。
しかし圧倒的に数が少ない、またはgoogleの上位検索に引っかかってくれない。
まぁ個人のブログで自分を貶める話を書く人もなかなかいないだろうし、仕方ないのかもしれない。
(でもそういうのにたどり着けたら全力でブックマークして心が折れそうになった時に読み返している)


なので私のまぁまぁやらかした体験を晒して、後世の人々の役に立てたらと思った。
思い出したくもないトラウマ度高いやつはまだ書けないけど、記憶が風化してきたものならいける気がする。


酒を飲んでバイト先の先輩にゲロをぶっかけた話

私はまじめだったので、未成年のころはお酒を飲まずに過ごしていた。
それが二十歳になって解禁。
楽しくってしょうがなくて、しかも酒に強い自分を演出したくて進められるがままに強い酒を飲んだりしていた。

バイト先で店長が転勤するということになり、送別会が行われた。

目覚めると友人アパートの玄関のコンクリートの上にいた

新聞紙の上でバケツに頭を突っ込んだ形で目が覚めた。
首が痛かった。
バケツの中にはアルコールの匂いがするゲロがたくさん入っていた。

このアパートの友人、ななちゃん(仮名)とはまったく関係のない飲み会にいたのに何故……?

ゲロまみれの体でななちゃんの部屋まで行くと風呂に入ってくれと突き放された。

詳細を調べよう

ななちゃんは「運ばれてきたから玄関に置いておいただけ」と言っていた。
この時点で既に死にたいが、現場に居合わせた人たちから当時の様子を聞き出そう。


まったくもって記憶がないが、この頃の私は「日本酒が飲める、キャピキャピしてない女」になりたがっていたので、たぶんたくさん日本酒を飲んだんだろう。

1件目でガバガバ日本酒を飲み、フラフラになりながら二次会のカラオケ店へ。

しかしどうにもこうにも眠くてしょうがなくて、バイト先の先輩の膝を借りて寝ることにした。
この時点で浮かれた大学生すぎてしにたいわ。

店長が気持ちよく天城越えを歌い終えた頃、私は先輩の膝の上でバイブよろしく震え始めた。

「も~大丈夫ですかぁ」と先輩が私の頭を上げようとしたらぐっちょりと手にゲロが付いたらしい。
場はドン引き。

一方天城越えを歌った店長も酔っぱらってつるんと転けてしまい、鎖骨を骨折。
場は阿鼻叫喚の地獄画図となった。

酔っぱらいはタクシーに任せよう

というわけでタクシーに詰め込まれた。
ゲロをぶっかけられた先輩と、私に酒を勧めまくった先輩が世話係として添付された。

運転手が嫌な顔をする。
「絶対に吐かせないでくださいよ」
もう吐いとりますがな。

「おい!タクシーでどこに行けばいいんだ!」
私に酒を飲ませまくった先輩が聞いてくる。
私はほぼ意識がないし、とにかく寝たいので「大丈夫です……」と言い続ける。

「大丈夫かどうかは聞いてねぇんだよ」と先輩が私のケータイを取り上げ、直近で電話をしていたななちゃんに連絡がいった(当時はガラケーで鍵なんてかけてなかった)。
というか私にはななちゃんしか友だちがいなかったし、もうななちゃんに頼るしかなかった。

ななちゃんのアパートへ

アパートへ到着。
しかし私は眠いのでタクシーから降りることが出来ない。

「どうにかしてくださいよ!運んで!」
タクシーの運転手が怒る。
仕方なくゲロまみれになった先輩が私を持ち上げようとするも持ち上がらない。

「あんたも手伝ってよ!」とタクシー運転手がもうひとりの先輩に声をかけるも「潔癖なんで」と拒否していた。

それを言うなら私も潔癖なので
「やめて!私に触らないで!」と暴れだした。貞操観念。
ゲロまみれの先輩の手を振り払い暴れているとゲロまみれの先輩もゲロを吐いてゲロだらけの地獄画図と化した。

タクシー運転手が痺れをきらして私を持ち上げる。
手を運転手、足をゲロまみれの先輩に持たれ、ななちゃんの部屋に到着。

私、普通にジーパンに腹が乗る程度のデブなんだけど、手足を引っ張られたときに服がはだけて色々見えてたのが死にたい。

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ななちゃんが戒めのために記録してくれた当時の写真を晒して、お開き。

解決方法は?

バイトの飲み会。
たくさんの大人たち。
まあまあ固いバイトだったので、こういう粗相を許さない人もいただろう。

次のシフトで、私は飲み会にいた人全員分の菓子折りを抱えてただヘコヘコと平謝りした。
これが一番。とにかく、反省した感を出しまくる。
実際に反省してるし、戒めとして菓子折りで自分の財布を痛め付けた。
大学生で1万くらい飛ばすのは結構キツかった。

「まったく記憶がないのですが…」
とヘコヘコしたので大きく責められることがなかった。

あとはただただ死にたい羞恥心との戦い。
ここら辺はたくさんの人に笑い話として話して、真面目な人には怒られ、そうでもない人には笑われながら昇華していくしかない。

いまだに酒を飲んでは軽く死にたいやらかしをやってしまうけど、向き合っていくしかない。

時間は大切。

偉そうなことを言って、完。