じょんのび

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香港2日目

5時です。おはようございます。

スマホを見ると先輩も香港に無事入国できた模様。
待ち合わせの駅を決めて、いざ出発。

が、ホテルのエレベーター止まっていて動かない。ランプもついていない。
あたりを見回すときったねぇ埃まみれの非常口のドアが見えた。
まじかぁ~…推定8キロはあるであろうキャリーを持ってここを降りるのか…。
そもそも私の体力で4階から無事に降りることができるのか…?

何とかならないかなぁ~と非常口をの扉をじっと見つめていたら、ガチャンと音がして「Sorry…」と言いながら女の子が現れた。
おっエレベーター動かしてくれるのかな?なんて思ったが、彼女が「こっち」と非常口に消えていったのでそうでしたか、はやり非常口を行かねばなりませんか…。

中の階段もバッチリ埃まみれできったねぇ~と思いつつ、くそ重キャリーを抱える。
女の子が「私が荷物を持つ」というジェスチャーをしてくれたが、華奢だし若そうだしかわいそうなので4階分を自分で降りた。
女の子も英語が話せるわけではなく、ずっと「Sorry…」と言うだけで、そうなると私も「Thank you(何にだ…?)」しか言えず、謎のSorry & Thank youの大合唱が螺旋階段にこだました。

いったい何故階段を降りる羽目になっているのかはわからないまま、ホテル脇の小道に出た。
そこでカギを返してチェックアウト終了。いいのか。外だぞ。

まぁいいか、犬の糞を踏まないようにして駅を目指す。

先輩と合流

ちょっとすれ違いはあったものの、無事に合流。
今回は先輩のお友達も一緒なので3人旅だ。はじめましてのご挨拶。身長180cmは超えているであろう細身の男性だ。でかい。

さらに香港で働くご友人宅に泊めてもらえるということでワクワクしていたが
「友達がちょうど仕事で日本へ行かなくちゃいけなくなったみたいで…でもゆうパックで家の鍵が届いたから使わせてもらいましょう!」
不在中に家に泊めてくれるご友人、漢気がすごすぎない?

ご友人宅は電車だとアクセスが悪いそうなので、ここはさすがにタクシーを拾うことにした。

「う~ん…昔お邪魔したことはあるんですけど、よく覚えてなくて…ざっくりの位置についたらあとは勘で探すしかないですね~」
Google MAPのキャプチャを見ながら先輩が言う。
行き当たりばったり感が心地よい。

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ここら辺かな?という場所でタクシーを降りる。とても閑静な住宅街。おじいちゃんおばあちゃんが早朝にも関わらず元気にお散歩している。
昨日太極拳をしている人たちを見ても思ったけれど、香港の人は健康への意識が高いのかもしれない。

早速お散歩しているおじいちゃんを捕まえてGoogle MAPのキャプチャを見せ、道を尋ねた。
ナイナイ岡村似のおじいちゃんは「俺に任せろ」といった感じで先導してくれた。頼もしい。
が、岡村さんも正直正確な場所はわからないようで、すれ違う人々に訪ねてまわる大走査線が始まってしまった。

それでも順調に目的地には向かっているようだ。
「あーっ来たことある!」と先輩が声を上げる。
私たちが降りた場所から結構歩いたところにご友人宅があった。
ここまでずっと案内してくれた岡村さん、優しすぎる…!ありがとうございます!とお礼を言って解散。あのおじいちゃんがいなかったら辿り着けていなかった。


ご友人宅はとてもお洒落だった。
香港ではかなり広い部屋だと思う。屋上付き。うらやましい…。

先輩はちょっと寝たいと言って着替えだし、180cm長身イケメンは突然頭にバンダナを巻きながら鞄からランニングシューズを取り出した。
「毎日10km走ってるんだよね」
まじ?今香港ですけどここでもやるの?

みんな好き勝手散り散りになってしまった。
仕方ないので私も屋上に上がって町を見渡す。
家の場所が丸わかりなので屋上からの写真は載せられないけど、ペラッペラの高層ビルに囲まれて不思議な気持ちになった。

ここはなんだか昨日見てきた香港の街並みとは違って、瓦の屋根や低い建物、一軒家など…暮らしにより近い場所だなと思った。
観光地ではない日常を見るのもとても楽しい。

下を見るとイケメンがマラソンから帰ってきたようだった。
「Oh…Oh…」とシャワーを浴びている音が聞こえる。
本当にOh…って言いながらシャワー浴びる人いたんだ…と驚いたが、後で聞いた話によるとお湯の出し方がわからずずっと冷水を浴びていたらしい。冷水に負けないための気合のOh…だ。

そんなこんなで先輩ものそのそと起きてきた。
そろそろ観光かな!?とわくわくしたが「私シャワーと化粧があるので、ふたりで散歩でもしてきてください」と言われてしまう。

散策だ散策だ!

私は人見知りが激しいので初対面の人とふたりになるのは得意じゃない。まったく知らない赤の他人なら気を遣わずズケズケいけるのだが、先輩のお友達となると丁重にコミュニケーションを取らなければならない。

しかし目新しい景色が広がっているのはとてもいい。それだけで話が持つからだ。

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四角くてどでかい中華包丁を振り上げて肉を切るおじさん、出勤していく人々、大量の自転車、フェンスに括りつけられた謎のベーコン…。
やっぱり香港はパワフルだ。

この時は10月だったけれど、沖縄よりずっと南にある香港はまだまだ真夏だ。
歩いているだけで汗がしたたってしまう。
先ほどのマラソンコースで見た景色やマラソン日課でもうやめられないことなど聞きながらふらふらと歩いた。

ようやく先輩の準備も整い、いよいよ観光開始!の前にランチ開始である。

ランチ

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私たちが入ったお店は地元の人しかいない小さなお店で、英語メニューもなにもない。

しかしここは漢字圏。なんとか…なんとかメニューの漢字で読み取りたいところだ。

各々意を決して勘でランチを注文する。
私は「牛」という漢字が入ったメニューがなんだかいい感じに見え、「これにします!」と注文をした。
店のおばちゃんが驚いた顔をする。
「あんたこれ頼むの!?やるわねぇ!」といった感じだ。
「まぁいいでしょう!がはは!」とおばちゃんがオーダーを取って厨房へ帰っていく。
私たち3人は顔を見合わせた。
大丈夫なのだろうか…。

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ででんっ。
まずはスープとコーヒー。カップがとてもかわいい。
のちに香港でよくこのカップを見たのだが、何か有名なブランドなのだろうか。

お待ちかねのメインメニューがやってきた。
私以外のふたりのメニューはとてもおいしそうだ。チキンの何か。
添えられたショウガがとてもおいしい。なんでだろ、日本のショウガ種類がと違うのかな。味付けの問題なのかな。ショウガだけでもぼりぼりと食べられるおいしさだった。

そして最後に私のメニューが運ばれてきた。
なんだこれは…茶色い…煮物…?

一口食べてみてわかった。
これは牛の臓物セットだ…牛の臓物がゴロゴロと煮込まれている。すごいぞ…すごい、とにかく臭みがすごい…。すごすぎて写真を撮り忘れてしまった。

頼んます…頼んますよ…とイケメンの皿に臓物を乗せる。運動してお疲れでしょうからたんと食べてください。私にはハードルが高かった。おばちゃん、もっと本気で私を止めてくれたらよかったのに…。
スープを飲んで自分を騙す。スープはとてもおいしいのだ。

結局少し残してしまった。ごめんなしゃい…。
しかしローカルが味わえてとても楽しかった。

待ち合わせ場所へ

これから先輩の香港人のお友達に会うべく待ち合わせ場所へ急ぐ。
それにしても各国にお友達がいてすごすぎる…しかも学生時代の留学友達ではなく、旅先のゲストハウスで会ったとか。人の輪の広がりってすごい。英語スキルって本当に世界が広がる素晴らしいものなんだな。

香港のバスは難易度が高く、降りる場所で高らかに手を挙げ「降ります!!!!」と言わなければならないらしい。
ドキドキしながらバス停で待っていると香港人が話しかけてきた。
「もしかしてそこでバスを待っているの?ここにはバスは来ないよ」と別のバス停に案内してくれた。

私たちを家まで案内してくれた岡村おじちゃんもそうだったけど、香港の人は結構親切だ。

バスと電車を乗り継ぎ、香港人のご友人と合流。
細くてかわいい女性だった。
私以外全員英語が喋れるという申し訳なさMAX状態。あ~んほんと英語勉強しよう…と毎回思うのだ、毎回…。

歴史博物館

たぶんここに連れて行ってもらった。
www.tripadvisor.jp

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中華圏は真っ赤が好きだな~。とってもかわいい。
「余白は悪!」と言わんばかりのみっしりとした刺繍も素敵。

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強そうな哺乳瓶や昔のカメラなんかを見ながら過ごした。

博物館の外に出ると香港人のご友人が「最近流行っている」とB級グルメ的なものを買ってくれた。

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鈴カステラみたいな感じ。普通においしい。
ここで私が英語を喋れないことに気付く。単純に「無口な人」だと思われていたようだ。
いやはや申し訳ない。

香港島

新旧入り混じった街並みだけど、どことなくイギリス感があって洗練されているように感じる。
実際に香港島では英語が通じる率が高いようだ。

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こういうストリートアートも期間ごとに塗り替えられていくそう。
インスタ映えしそうな喫茶店やお酒の専門店などがあり、とにかくお洒落が散りばめられていた。

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お酒の専門店で見つけたクラフトビールが可愛すぎて、先輩と6本買い込んでしまった。(※写真は帰国後の夕食の場で撮ったやつなので生活感がはずかぴー)
香港の若手アーティストたちがパッケージのデザインをしているとのこと。
なんだかそういうのも全部お洒落。

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プルタブじゃなくてワンカップ式(例えが悪すぎる)なのも逆にお洒落に思えてしまうからずるい。

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私が昨日散策していた街とはまたちょっと違った味わいの、ペラペラしていない高層ビルたちに囲まれて突然お寺が出てきたりするのも楽しい。


茶店に入ってちょっと休憩。
私は英語が喋れない分、何かしら物で感謝を伝えよう作戦を立てており、案内してくれている香港人の女性に日本でのお土産を渡した。
やっぱり言葉でのコミュニケーションが取れないとなると『何を考えているのかわんねぇ奴』になりやすい。

「香港へようこそ!」と言ってもらえた。
『無口なわけのわかんねぇ奴』から『仲良くしたい気持ちはあるけど言葉がわかんない人』に昇格できた気がする。

「香港へは初めて?」と聞かれ、すぐさま「あ、中国は香港じゃないよ!」と釘を刺される。やっぱりそういう意識なんだなと感動した。
先輩やイケメンに通訳に入ってもらい、コミュニケーションを取ることができた。

ビアフェス

ビア!!フェス!!!
待ちに待ったビアフェス参戦のお時間です。

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憧れの2階立てトラムに乗って…ここはどこでしょう?
金融系のビルが立ち並ぶ場所へやってきた。

ちょうどこの時期にビアフェスが開催されるという情報を先輩が鋭く嗅ぎつけ、わざわざ日本からチケットを購入して楽しみにやってきたのだ。
交換チケットは10枚!たぶん足りなくなるな。たくさん飲むぞ~!

ビアフェス会場はなぜかアジア圏ではなく欧米圏っぽい人が多かった。
ふらふらと会場を見て回るだけでもとても楽しい。見たことのないビールがたくさん!

どうせなら普段飲んだことのない香港ビールが飲んでみたいなぁ!まずは大きなブースで出していた「友(YAU)」に挑戦してみた。
なんとこちらグラスもプレゼントしてくれるらしい。ありがとう~いいお土産です。

先輩、香港のお友達、私でギラギラのネオン管「友」の前で記念撮影。
インスタ女子感にえへへとなる。

私以外の3人はコミュニケーションが英語なので私がマイノリティ状態。
せっかくなのでみなさまには楽しく談笑していただき、私はひとりでふらふらと会場を見て回った。ひとり遊びが得意なのが私の長所である。

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猫がデザインされたビールサーバー、イケイケのしろくまちゃんなどかわいさが炸裂している。

パンダがビールを持っているフェスのTシャツもかわいくてついうっかり購入してしまった。上客だ。

あっという間にチケットが足りなくなったので買い足したりしているうちにだいぶ私も出来上がってきてしまった。
こうなったらもう最強なので3人の談笑の輪へ戻る。
言語は全くわからないけれど、みんなが楽しそうに笑っているのが楽しいという究極の状態になれるのだ。

そんなこんなであっという間に時は過ぎ、お開きの時間がやってきた。
最後にトイレへ行っておくか…と先輩と一緒に仮設トイレの列に並ぶ。

香港のトイレ、すごいのだ。
ホテルのトイレなどはもちろんきれいにしてあるのだが、駅のトイレなんかは便座が取れ、トイレロールが無残に床を転がり、いったい何かわからない水たまりがそこら中にできていた。
駅でそんなレベルなのにビアフェスの簡易トイレが無事でいられるはずがない。
中はもうそれはひどい有様で、文明がなかった。
まず物が収容しきらずあふれている。ここでは水洗なんて無力だ。
トイレロールは無残に転がり、床はびちゃびちゃ。「一生バリ!!!(私には一生バリアが張られています)」とわけのわからない呪文を唱えて急いで用を足した。
もういっそ野糞をさせてくれと叫びたかった。酔いを一気に醒ませてくれる素晴らしいアトラクションだった。

ご友人宅へ

香港人のお友達とはお別れして、我々3人で電車に揺られながらおうちに帰る。
今日は楽しかったーなどとワキワキ話していたら、突然真っ白な白髪のおばあちゃんが「あんたたちどこからきたの?」と話しかけてきた。
英語ぺらぺらばばあだ。かっこいい。
先輩が「日本から来た」と言うと「日本人なの???本当に???あなたは日本人に見えない!」と驚いていた。先輩は生粋の日本人ではあるが目が大きくて南国感がある。
たぶんこの3人の中で生粋の日本人顔は私だけだ。
おばあちゃんストレートすぎるよ!と笑いながら香港の夜を楽しむ。

最後はコンビニでビールを何本か買い、ご友人宅のベランダでだらだらと二次会。最高である。
階段から転げ落ち、私のおしりには痣ができてしまったが、これも一興。
私は生粋の夜行性タイプなので、寝る前のこういうお話が大好きなのだ。

さてさて、たくさんアルコールも摂取したし、明日に備えておやすみなさい!
明日も新しく楽しいことに出会えますよう!

香港1日目

職場の先輩は旅行が大好きでピーク時は月1ペースで海外旅行をしている。
「今度香港に行こうと思うんですけど一緒にどうですか?」

5人乗りの車に8人がぎゅうぎゅうに詰め込まれ、時速150キロで高速(?)をぶっ飛ばしたとってもデンジャーな記憶が蘇った。

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やった~行きます行きます!
二つ返事でOKし、香港旅行が決定した。

「金曜、仕事が終わってから行くのはどうですか?深夜便です」
「この1時の便っすね!了解っす~」と自分のチケットを購入したのだが、木曜深夜の便だった。日を跨ぐやつはちゃんと翌日のを買わなきゃいけないんですって。
そんなわけで1日はやく単身出国することになってしまった。

香港到着

朝4時到着。
入国審査でスタンプが押してもらえず(時間短縮のためスタンプは押してくれないらしい)、悲しい気持ちで外に出る。

眠い。顔も身体もボロボロだった。
LCCの狭い機体、泣き止まない子供、堅い座席…ぐっすり眠れるわけがない。
空港でシャワーを浴びようと思ったのに待ち時間が2時間とあり、私はお風呂にすら入れていない。もうぐちゃぐちゃだ。

しかも電車も動き出していない。
以前の私なら迷わずタクシーを使っていたところだが、先輩と旅行をしてからは電車でその国の雰囲気を楽しむことを覚えたので、じっと始発を待つ。
化粧も終わり、コンビニで朝食を買って食べたところで電車が動き出した。

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香港の街並みを眺めながらホテルがある「奥運駅」を目指す。

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地震がない国のアホみたいに高いビルが大好きだ。
特に香港はぺらっぺらのビルが密集している。日本では絶対にありえない風景に心が踊った。

奥運駅到着

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ビルがでかいなぁ~。朝から太極拳?やランニングをしているみなさまもいらっしゃる。
爽やかな街かと思いきや、駅を離れていくと道路のコンクリートがひび割れていたり犬の糞が転がっていたりと雰囲気が一変した。

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昔ながらの商店から覗く高層ビル。
貧困層と富裕層のコントラストが激しい街だった。
ホテルへ向かって歩いているとどんどん人が減り、犬の散歩をしているおじさんに訝しげに眺められる。でかいキャリーケースをゴロゴロと引いている私は異物なのかもしれない。

ホテル自体はとっても普通のビジネスホテルという佇まい。
土地が少ない香港ではホテルが高く、安い場所を見つけるのが大変だった。値段を下げすぎると不安が残るホテルしかないし、清潔感を求めると料金が上がってしまう。このホテルは1泊5000円くらいで衛生面も良さそうだったので私の中の最大公約数ホテルだった。

フロントで愛想のいいおじさんが荷物を預かってくれる。
「台風大変だったでしょ?飛行機が飛んでよかったね」という項のことを言われたが英語スキルが終わっている私は「I can fly」しか返せなかった。
もう疲れてるし寝たいんだけどなぁと思いつつ、チェックインは14:00から。「楽しんできて!」と放り出されてしまった。

コーヒーが飲みたい

コーヒーを飲んだらちょっとはマシになる気がする。
ここに来る前、駅の近くでコーヒーショップを見つけているのだ。あそこへ行ってみよう。

なんだかちょっと高そうなコーヒーショップ。
ガラスのドアを開けようと思ったらガチャン!と音が鳴った。鍵がかかっていた。
なぜ?
だって中にはコーヒーを飲んでいるサラリーマンがいるのだ。なぜ私は入れないんだ?

あれ~?押すでしたか?引くで合ってる?と苦戦していると、中のサラリーマンが扉を開けてくれた。
わぁありがとう!

おしゃれな注文カウンターへ行くと「カードはありますか?」と聞かれた。
え、なにそれ…?よくわからないので私が持っているカードを差し出す。クレジットカードだ。
店員さんが私をバカにしたように笑う。
違ったようだ。じゃあ何のカードなの…?
店員さんが失笑しながらはいはいと私を追い払う仕草をした。ここは使えませんよということだ。

えええ…なんなの…えええ…店内の視線を浴びながら、ドアを開けてくれたおじさんにお礼を言ってすごすご退出する。
退出する際にロックの解除がいるらしく、ぽちっとボタンを押しながら合点がいった。

施錠される扉…求められるカード提示…高そうな店内…考えられるのは会員制カフェか…?

やだーめちゃくちゃ恥ずかしいじゃん!!!!きゃーーーー!!はわわわわ~と急いでショッピングモールへ逃げ込んだ。こんな目立つ場所に選民意識カフェを置かないでよ!
共感性羞恥心でみんな一緒に死んでください!

ショッピングモールのベンチに座りながらカフェを探す。
ここら辺は全然ない、というか早すぎて開いていない。もうこうなったら別の街に繰り出してみよう。

彷徨う午前

太子駅にて。鳥、見ます。
鳥を飼うのは風水的に良いとか富裕層の証だとかで香港ではよく鳥が売られているらしく、その中でも有名な「バードガーデン」というところへやってきた。

優雅なものを想像してたんだけど、ただ大量の鳥たちが籠に積まれて売られている施設だった。ボロッボロのスズメとかもいて、絶対そこら辺で取ってきただろと思いつつ見学。

その後近くにあったフラワーマーケットにも寄ったりしたが、よく考えたら私は花にまるで興味がない人生を送ってきたので店先にいる犬を見て和んだり香港っぽい路地を探したりした。

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女人街へ移動して市場でも見ようかと思ったが、何度地図の場所を行き来しても市場らしきものが見えない。
なぜ…?歩き疲れたのでスタバでコーヒーとケーキを注文。52ドル。たけ~。

女人街しょぼすぎて写真と全然違うじゃん…と地球の歩き方を見たら11:00~と書いてあった。
今10:30なんだから別にもうやっててもいいのでは…と思ったがGoogleでは14:00と書いてあったのでダイヤモンド社への憎しみが芽生える。
地球の歩き方は結構間違った情報が掲載されていることが多く、もう卒業時かもしれない。

油麻地

寺見に行こ。寺。
寺は裏切らない。

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ということで天后廟へやってきた。

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普通にお寺自体もきれいなのだが、お寺の前にある広場が大変素晴らしく、家族連れからホームレスまで幅広い人々の憩いの場になっていた。
お父さんが少年にハーモニカを演奏している対面ではパジャマ姿のおじいちゃんがクラッチバッグを持ってせかせかと歩いている。
石のテーブルは囲碁の盤のようになっており、おじさんたちがテーブルを囲んでひと勝負。

香港の街はかなり活発に人々が生活している印象を受けたが、ここではみんなのんびりしている。
寝不足であるにも関わらず香港の街のパワーにあてられてクラクラしていた私にはほっと一息付ける場所のように感じた。

これは…飲まなければならない!
すぐにコンビニへ駆け込みビールを買ってきた。

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暖かい日差しの中で飲むビールはとてもおいしく、こういう広場があればうつになりにくいだろうなぁとしみじみした。
そんなこんなでもう14:00。一旦ホテルへ戻ってシャワーを浴びたい。

ホテル

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えっ、独房じゃん!って思いませんでした?
私は思いました。

これで全部。ベッドの隣が見えなくなっているけどすぐに壁って感じで、もうほんとキュウキュウの状態。
隅には埃もありヒエ~となったが5000円なので仕方ない。
シャワーもこれ私回転できるか…?という狭さだったが浴びれるだけマシである。

ギトギトの髪がさっぱりしたところで、はて夕食でも食べに行きましょうか。
寝不足で頭がクラクラしているが、せっかくなので市場を回りたい。

女人街

朝方訪れたときは何もなかった場所にテントが立ち並び観光客で賑わっていた。

観光客、多いなぁ…。そうなるとなんだか味気ない。
土産物も量産タイプだ。きっとみんな仕入れ先が同じだ。

何かいいパチモンでもないかなぁ…と探しているとパチモンエコバッグ屋さんが現れた。

最近のパチ屋さんは「公式と違う風にしたらウケる!」と思っているのか、公式ではやらないようなことを高い画力で表現していることが多い(ムキムキのドラえもんとか、暴言を吐くアンパンマンとか)。
パチ好きとして「そうじゃないじゃん!!!!」と声を大にして叫びたい。
そういうのはインターネットの大学生たちに任せておけばよくて、「頑張って似せようとしてるけど画力が低いorそのキャラクターに対しての知識が何もない結果生まれるどうしようもないバランス」が好きなのだ。

そのエコバッグたちは「頑張って公式に似せようとしているけど何かが違うパチ感」があったので気に入った。日清の出前一丁の男の子のキャラクターや絶妙なドラえもんが売られている。

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公式感があるがドラえもん同士がチュウをしているのだ。たぶんダメだ。
私はこれが気に入ったのでドラえもんのエコバッグと、もうひとつピカチュウのポーチを購入した。
ピカチュウは後日ピカチュウ好きの同僚に渡したがあまり喜んでもらえていなかった気がする。もしかしてピカチュウガチ勢にパチモンは渡してはいけないのかもしれない。

ちなみにエコバッグはペラペラ感がまったくなくて非常に頑丈にできており、今でも大事に使っている。また欲しいんだよなこれ。

途中、文房具屋さんに入る。韓国語が書かれたセーラームーンを発見し、胸が躍った。
日本IPの韓国語版を香港で買うというのがちぐはぐで面白くてついつい買ってしまった。会社の人にあげよう。

男人街

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私はこっちの方が好きかな、なんか雑多で。
屋台だけじゃなくてお店も昔ながらの雰囲気を持っている。

ふらふら歩いてみたがもうお腹がすいてしょうがないので上野や浅草で見かけるような吹きさらしのお店へ。

ここは海鮮が有名みたい。
いろいろ頼んでみたいけど、香港はシェア文化。
以前台湾にて日本の居酒屋テンションでたくさん注文したらとんでもない量がやってきたことを思い出し、おとなしくビールとおかゆ(小)を選択。

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小でこのサイズ。
私の選択は間違っていなかった。

うううううううううううううううううううううううううううううううううううううまい!!!!!
信じられないうまさ。
何かやばいものが入っているのでは?うますぎて死。

さっき調べてみたんだけど多分ここかな。
https://tabelog.com/hongkong/A5214/A521401/52000981/

うめぇぇぇぇとパクパク食べている隣にいた大家族の子供が話しかけてきた。
な、なななななに??

カメラの形をしたUSBを見せてくる。
「あぁあぁ~~!?同じだねぇ!?」
思わず日本語が飛び出した。
どうやら私の一眼レフと同じと言いたいらしい。
えーくそかわいいね。
一瞬向こうのご家族の「あ、この人外国人か」という間があったが案外日本語でも伝わるもんだな。
「cute!!!!!」という思いの丈は伝えておいた。

あーお腹いっぱい!
ビールはちょっと水だったけど大満足です!!

独房へ帰ってシャワーを浴びたらもうヘトヘト…。
明日はついに先輩がやってきてくれるので5時起きなのだ。
目覚ましをセットしておやすみなさい!

日常を切り取るって言ってたじゃない

気負わずにプライベートの垂れ流しブログを書いて、なんか感性豊かになろうって言ってたじゃない。
このブログを始めたあの日、確かにそう言ったはずなのに最近のクソ長文といったら何なのよ。
完全に気負っちゃってるじゃない。

このブログは1週間に3人も来れば御の字みたいな底辺ブログで、恐ろしいほど人に読まれていないのに何をクソ長文を書いてしまっているのよ。

k-hana-k.hatenablog.com

2015年にいたあの亀はどうなってしまったの。
私に生き物なんて飼えるはずなかったのよ。
祭りで亀を売る人を逮捕してくれ。私みたいな脳みそと行動力が直結しちゃってるバカが平気で生き物を飼っちまうんだよ。
いっそトイレに…なんて最低なことを考えながら葛藤し、知り合いの知り合いにもらわれていきました。さよなら亀ちゃん。
昔の投稿記事を見てたら今は亡き(知り合いの知り合いにかわいがられているはず)亀が出てきてびっくりしちゃったわよ。潔癖気味の人間に水棲生物はだめですな。

こういうこと書くと炎上するのかな…と怖気づく自分と1日1アクセスすらないブログで何が炎上じゃと思う自分が葛藤します。
まぁ人間きれいごとだけじゃ生きてけないよね。せめて哺乳類じゃなくてよかったよね。


さて。気負わない姿勢を表明するために、スマホのカメラフォルダの1番上の画像を貼り付けようと思ったけど、銀のさら(お寿司デリバリー)のクーポンコード撮ったやつだからやめときました。
外出中もいつでもクーポン入力して寿司頼もうとしてるんだな。だってお得に食べたいじゃんね。
次のやつも酔っぱらってマッサージチェアで爆睡する自分の写真だし最悪なので、もうちょっと遡って2月くらいに行った箱根の鴨を載せときます。

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そういえば最近見つけた伊藤ハムの合鴨ローススモークがもう最高においしかったなぁ~。
柔らかくて噛むと良質な脂がじゅわじゅわ~と染み出てくるので完全にお酒がうまい。あれをしゃぶしゃぶ咥えながらビールを飲むのが夢です。
夢はすぐに叶えたらいけないので、もうちょっとやらないで取っておこ。いつでも実行できる分大切にしたいのです。

このマジカルバナナ的に話ぶっ飛びまくるやつ、ADHDって感じで嫌になるわね。
まぁ私は診断持ちのADHDです。自称で軽々しく病気を言う人が嫌いなのでADHDと言うためにわざわざ診断書を取りに行った生真面目さ。
生真面目に生きていきたいですな。
まずは文章を書くということを継続させたい。
ADHD、継続力頑張っちゃうぞ!

おしっこ漏らすの引く?

席に蛇口がついた居酒屋に行った。サワーがずっと出てくるんですって。
わ〜〜〜い!なんてじゃぶじゃぶ飲んでいたらガン決まってしまった。
店を出た後の記憶が断片的にしかないのだ。

気付けばあてもなく歩いている。おしっこがしたい。今にも漏れそうだ。
あったか〜〜〜〜い。とっても股間が温かい。
1度漏れたらもう止まらない。というか加速して2回くらい出た。でも仕方ないね。お澄まし顔で歩きながら漏らした。
スカートなので大丈夫です。たくさん歩いて乾かした。

よし、尿が終わったら次はメシだ!
飲んでるときは全然食べないけど、最近〆の炭水化物にハマってしまい終わっているのだ。
吉野家で牛丼を2杯食べた。
イカれてやがる。松屋で食べたってメモがあるけどレシートを見たら吉野家って書いてあるよ。しっかりして!

その後タクシーを拾う。
するとイカれたジャージのおっさんも乗り込んできた。
私を見て「(先客が)もういるのか」と出ていきそうだったので「奢ってくれるなら乗ってもいーよ!」と言ったら乗ってきた。
「お前の家で飲み直そうぜ」とか言ってきたので、運転手さんに「この人ヤバい!警察に行って下さい!!」と言ったら事なきを得た。
(「俺を警察に連れていくのか!?」と怒ってはいた)

最後は本当に奢ってくれたし、おっさんはこの後キャバクラへ行くと言ってタクシーで消えていった。
めでたし。
翌日は自己嫌悪で死にたかったぞ!

 

あとあのおっさんのことを男尊女卑アタッカー2020って呼んでるメモが出てきて笑った。奢られといてわがままだぞ!

バンコク4日目

バンコク最終日。

午前中の便で帰国予定。
7時ごろには空港に到着し、免税の手続きも済ませ、さぁそろそろチェックインしましょうかねとカウンターへ行ったら出来なかった。
…なぜ?

先輩の語学力が炸裂。英語でぷんぷん怒ってくれている。
私はただ隣で「帰れんのか…?」という不安で空港のお姉さんと先輩のやり取りを見守った。

どうやら私たちの乗る予定だった飛行機は、乗客が少なかったことから小さい機体に変更したとのこと。その際、何名かは逆に乗れなくなってしまい、まぁつまり私たちはあぶれたという訳だった。
そんなことってあるの…?

次回は15時の便ですとお姉さんはお澄まし顔で提案してくるが、えええ…そんなのってありなの…?あと5時間以上待ちぼうけするのか…。

絶望していたが先輩がさらにぷりぷりしてくれたところ、お姉さんは2つ提案をくれた。

①1万ナンボかの返金
ビジネスクラス

「1万ナンボでビジネスクラスには乗れないのでビジネスクラス乗っちゃいましょう!」と先輩が目を輝かせた。
このとき私はビジネスクラスというものを知らず、というか存在は知っているけどどんなものかは知らず、飛行機の前の方の席に座らせてくれるだけのサービスだと思っていたので「返金がいいなぁ…」と思ったが、私よりはるかに経験値が高い先輩の言うことを聞いておけば間違いないか…と了承した。

ちなみに待ち時間は近くのホテルを2部屋を取ってくれ、ホテルランチもつけてくれるそう。
え~~~すごい!クレームの潰し方としては最強だなと思った。
飛行機の時間を勝手に変えられたのはイラっとするが、ホテル、ランチ、ビジネスクラスときたら怒りがスルスルっと収まってしまった。
こうやってクレームって処理するんだなぁ~。むしろ私はタイ航空が好きになってしまっていた。チョロいもんである。

早速ホテルに行って仮眠を取る。
完全にバンコク滞在中のホテルよりいいホテルで寝るだけでは惜しすぎた…。

ランチの時間になってムックリ起きる。
なんだかお洒落なものが並ぶビュッフェ形式で味も大変美味しく想像以上に食べてしまった。なんだこれは幸せすぎる。素晴らしいタイ航空。

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その後タラタラ送迎バスに乗り、初ビジネスクラス
私はここで衝撃を受けるのだがビジネスクラスってもう部屋が違うというかエコノミーの席とは完全に違うフロアになってんだね。選民意識というか階級制度というか…。
これまでエコノミーの前方にある厳つい椅子がビジネスクラスだと勘違いしていた。こんな所に高いお金を払うのかぁ~と思っていたのだが平民過ぎて飛行機のクラスというのをまるで理解していなかったのだ。

ビールを浸み込ませまくったズボンと全面にゾウさんがプリントされたTシャツという恰好でビジネスクラスに乗っていいのかしらと少し不安になる。
周りはスーツのおじさんだらけだ。私たちだけ場違いで恥ずかしいぞ…。

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なにこれぇ~椅子が倒れすぎて仰向けになっちゃうよぉ~!
シャンパンから始まり、料理も次々に運ばれてくる。
フライト中ずっと食べてた記憶しかない。
先輩は「高級な家畜になった気分ですねぇ~」と言いながらシャンパンを飲んでいる。
まさにそう。最高です。
家畜として思考力も低下し、ゾウさんTシャツも恥ずかしくなくなってしまった。

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無事日本に到着。
先輩は席にあったアメニティポーチを鷲掴みし「持って帰りましょう!」と鞄に突っ込んでいた。
えっこれってくれるやつなの!太っ腹すぎる~と私もアメニティポーチを鞄に突っ込む。
このポーチが普通にしっかりしていて素晴らしいのだ。
中には耳栓やアイマスク、歯ブラシにスリッパなど飛行機を快適にしてくれるグッズがたくさん入っている。こんなにたくさんくれるんですか~!?平民はびっくりなのである。
ビジネスクラスっていくらなの~!?と思って調べたら2倍どころじゃなくて笑ってしまった。そりゃあサービスしてくれますよね。

空港に着くと私はもう終電間近。
先輩に挨拶をしてササッと解散になってしまったがとても楽しい旅行だった。
Googleマップに全く頼らず、英語を使って現地のマップを広げ、フラフラ現地を散歩しながら目的地を目指す。タクシーも使わないし効率的じゃないかもしれないけど、街や人の雰囲気を楽しむのがとても良かった。
一緒に旅行する人でこうも視界が変わるものかと驚いた。
また、現地の人に案内してもらえるなんて私ひとりでは絶対にありえなかったことでとてもいい経験が出来た。
私は普段ぐーたらしてるくせに旅行になるといろいろ予定を詰め込んでしまったりするんだけど、いつもと違うものを求めて旅行に行くのに意味なかったなぁ~と反省した。
現地の偶然を重ねて脳みその普段使ってない部分を動かすのがこんなに楽しかったとは。

視界が開けるいい旅行だったけど、2kg太りました。ぶひ。

バンコク3日目

バンコク3日目。

早朝7時。
目の前の部屋から疲れ果てた先輩が出てきた。
「全然眠れませんでした…」
どうやらこのフロアはインド社員旅行のみなさまが泊っているらしく、夜になると部屋を跨いで、というかもう廊下で宴会をはじめてしまっているのだ。
よく見ると先輩の部屋のドアが歪んでおり、上下に隙間が出来ている。これは防音効果が期待できない。

ぷりぷりに怒りながらホテルのフロントへ苦情を言いに行く。
私たちのエリアを見に来るといい。すごい騒音だから。と先輩が言っているのがなんとなくわかった。

私は小心者であまり苦情が言えない質なので先輩はしっかりしててすごいなぁ~と思ったのだが、
「言語には性格があって、英語だと強い感じになる」とのこと。
なるほどなぁと学びがあった。確かに普段の先輩は柔らかい。
言語には性格がある、というフレーズがかっこよくていつか私も使いたいと思った。

今夜は騒音が収まっていることを願う。

ウィークエンドマーケットへ

私は先輩のうしろを「楽しみっすね~えへへ~」と言いながらついて行くだけなので行き方はまったく覚えていない。電車で結構端まで来た気がするのだが…。

私たちが到着したのは早朝すぎて開いている店もまばらだった。
しかしとてつもなく大きい規模の市場だということはGoogleマップでわかった。

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まずは眠い頭をシャキッとするためにコーヒー屋さんへ。
まだ人も少ないのでとてもゆっくりできる。

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かわいい刺繍やおいしそうな食べ物、素敵な小物、陶器など…ここへ来れば何でも揃うというイメージだった。現地の人々も多く買い物に来ている。

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市場も広くてとても午前中だけでは全体をまわれない。
私たちは本日午後から予定があるため、ここには長居できないのだ。
あっという間に戻らなければならない時間が来てしまった。名残惜しいが仕方ない。
ここは必ずまた来たい。

12時 ご友人と待ち合わせ

ホテル近くのショッピングモールにて。
先輩は留学先で数々のお友達を作っているのだが、そのうちのタイ人のご家族と、タイに駐在している日本人のご家族が案内してくれるらしい。

私は純粋無垢な能天気おばさんなので何も詳細を聞かずにいたのだが、よく考えたらみんな英語で話すのでは…?と待ち合わせ場所についてから気が付いた。

冷や汗をかいていたが、英語が喋れるのはタイ人のお父さんと駐在のお父さん、そして先輩のみなので、英語が喋れなくても戦犯にはならない空気があってホッとした。
というかタイ人のご家族がとてもやさしい方々で、言葉が通じないなりにも温かく迎えてくれているのはわかった。

じゃあまずはご飯を食べに行こう!
ということでショッピングモール内の駐車場に泊めてあるタイ人ご家族の車へ向かう。
レザー張りのピカピカの日産が迎えてくれた。
心に余裕がある空気感などから感じ取れてはいたが、金持ちのにおいが強まった。

私、先輩、タイ人のお父さん、お母さん、3歳くらいの女の子。
日本人のお父さん、お母さん、1歳くらいの小さい女の子が車へ乗り込んだ。
何人だ?
8人である。
5人乗りの車に8人がぎゅうぎゅうに詰め込まれてしまった。
後部座席に大人4人が詰め込まれるのは圧巻。いいのか?
一番小さい先輩はもう宙に浮いている。

まったく気に留めない様子でタイパパは車を発進させた。

ランチ

わくわくランチタイムである。
現地の人が教えてくれるお店なんて確実においしいに決まっている。

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グリーンカレーはもう食べた?と親切に聞いてくれる。
初日に食べたけどとってもデンジャー!と言ったら笑っていた。辛いという英語がわからないのだ私は。語彙力が終わっている。
これほど英語を喋れたら…と思った日はない。

もうひとつおすすめのものがあるよ、とデザートを提案してくれた。
なんともち米とマンゴーに練乳をかける謎スイーツだ。

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練乳がすべて持って行っているが普通においしかった。日本でいうところのおはぎらしい。
確かにおはぎもご飯に甘いあんこぶっかけるって正気じゃないよなと思った。

全額タイパパのおごり。ごちそうさまです!!!

ナントカファーム

食後は高速道路か高速道路じゃないのかよくわからない道を時速150kmでぶっ飛ばし、農場体験広場のようなところに連れて行ってくれた。
時速150kmで8人の人間が乗った車がぶっ飛ばしていくのはとってもデンジャー!といった感じで、先輩だけではなく私も宙に浮いていた。

ついた場所はマザー牧場を小さくした感じの体験型農園で、豚やアヒルがそこら辺を歩いている。

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バンコクは結構都会だったので、おそらく小さいお子さんがいるご家庭は休日にこういうところへ来て自然を学ぶんだなと思った。
やっぱり金持ちのにおいがするぜ…。
聞くと奥さんと一緒に会社を経営しているそうだ。
確かに私たちを案内してくれている間も取引先からの電話がかかってきているようだった。
私が想像していたタイの人というのはとにかくのんびり生きているイメージだったが、それだけじゃあんなに街が発展するわけないし、きっとこのご家族たちのような頑張る層が一般的なタイ人10人分くらい頑張っているんだろうなと思った。
空港職員たちですらスマホをみてダラダラしているのに、素晴らしいな。

ここでは各々が散らばり好きなように動物と触れ合った。
きったねぇ池で泳ぐアヒルを見たり、牛に餌をやったりした

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それぞれのご家族が子供と一緒に緩やかに遊ぶ姿を見て、子供のいない私と先輩はあまりの眩しさについ自分の人生を振り返ってしまった。
飲んでばかりの人生だったな…。

夕食

なんと夕食まで面倒を見てくれるらしい。
うれし~!

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連れて行ってくれたのはプールがあるお洒落レストランだった。
ここで1番衝撃的だったのは、ビールが永遠に出てくるところだ。

私たちのテーブルにビールサーバーを持ったお兄さんが待機してくれていて、グラスがちょっとでも空くとバシャバシャにビールを注いでくれるのだ。
どれくらい飲んだのかまったくわからない。
最後の方は酔っぱらいすぎて全部ズボンに吸わせていた気がする。口元が緩すぎる。

英語はわからないが完全にキマッた私はなんだかとても楽しく過ごした気がする。
最高の夜だった。

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天才的デザインのトイレ。


最後はホテルの先輩の部屋でちょっと飲んだりしていると、インド人のパーティがはじまってしまった。
完全に廊下から声がする。ガタイのいいおっさんたちがタオル1枚で酒瓶片手にフラフラ廊下を歩いているのだ。怖い。怖すぎる。
先輩はガチギレして、うるせーぞ!とインド人を睨みつけており、やめてくれ~と叫びたかった。
「ホラ!熊さんもうるせーぞって怒鳴って!」と廊下に放り出されたが、怖すぎたのでいそいそと自分の部屋へ戻った。
おやすみなさい!

バンコク2日目

英語が喋れない鎖国人材の私と英語ペラペラのグローバル人材の先輩。
唯一共通点と言ったら旅行の計画をまったく立てない点で、まずはフロントのソファに座りながら今日はどこに行こうかと話し合う。

アユタヤの遺跡が見たいな~と先輩に言うと、すぐにホテルの人へアユタヤへの行き方を聞いてくれた。
ベルボーイのおじさんたちが3人くらいわらわらと集まって『どうやって行くんだっけ会議』が開かれた。地図を広げてガハハと笑い出し、英語がわからない私でも「いやいやいや遠いよぉ~笑」と言われているのがわかった。
バスで1時間半ほどとのこと。ひとりならそれくらい全然いいのだが、やはり先輩の時間も奪うとなるとちょっと心苦しい。
3泊くらいの短い滞在だし、アユタヤはまた次回来た時にするということになった。
さて、そうなると私のタイの知識は~完~である。今日のコースは先輩におまかせということになった。

まぁホテルでこうしていても腹が空くだけだし街へ繰り出してご飯でも食べながら考えよう!

街ブラ

タイの素晴らしいところは本当にみんな仕事する気がないというかなんというか…
つまり朝の10時だとどこも開いていないのである。
仕方ないのでスーパーに入ってみたり、町の本屋さんに入ってみたりしながら時間を潰す。

突然だが私の趣味は映像制作なので画力の強い観光地まで一直線で行く旅行をよくしていた。素材を集めるためにせっせと観光地を撮る旅。
しかしローカルな本屋に入ってみたりして、ああこれは楽しいと思った。

現地の人が読む本、文具をふらふら見ていると日本との違いがわかって面白い。
観光地は明らかな日本との違いがあり、それはインターネットでもわかる情報なのだが、こういう現地の人々の生活圏で同じように過ごしてみると、ネットではわからない空気感や文化の違いがわかり、私の今までの旅行は表面だけだったんだなと思った。
しかも観光地なんて私よりうまい人たちが幾度となく撮っているわけだしね。

さて、ローカル本屋でカレンダーを購入したりしているとあっという間に11:30になった。
そろそろ店が開くころである。
ちょうど本屋の近くにあったローカルなお店で食事をとることにする。

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大量に猫がいるお店でモシャモシャトムヤムクンパッタイを食べる。
変な粉入ってます?というくらいパッタイがおいしく、大満足である。お腹が満たされるとやっと頭が働きはじめた。

今日の計画を練り、出発。

ジム・トンプソンのアウトレットへ

ジム・トンプソンってご存知ですか?
私は会社で「毎日同じ服を着ているひと」と悪口を言われるくらいファッションに無頓着で、そちらの知識がまったくない。
ジム・トンプソンというのはタイのシルクを使った服や小物を作っているブランドらしく、先輩はそのアウトレットに行きたいとのこと。

電車を使ってアウトレットの最寄り駅へ。

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市街地から少し外れたところなので、一気にローカル感が強くなる。東京の中心地から茨城あたりに来た感じだったが割と道なりに一直線だったので迷わずに到着した。
現地のMAPひとつでここまで来れる先輩の地図力と英語力がうらやましい。

ジム・トンプソンはタイではかなり高級なブランドなようで、地元の人はまったくいなかった。観光客、しかも白人が多いように思う。
ジム・トンプソンさん自身がアメリカ人だしアメリカでの人気が高いのかもしれない。

私は今まで旅行であまり買い物をしたことがない。女子旅ショッピングは魅力がわからないなぁ~と思っていたのだが、ここはとても楽しく明日からの服やお土産などたくさん買い込んでしまった。
日本ではなかなか見ない色使いやデザインにとても惹かれた。
先輩もたぶん3万くらいぶっとばしていて、とても楽しかった。


その後、ローカル感の強すぎるコーヒーショップ?へ。
25バーツ(90円くらい)という激安で、かなり濃いコーヒーを提供してくれた。

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果たしてここはコーヒーショップだったのか…?ちょっと「家」感が強すぎてどういう気持ちでコーヒーを飲んでいいのかわからない。
簡易的な椅子とテーブルがふたつほどあり、それと同じスペースで家族が団らんしている。
つまり他人の家のリビングをちょっと借りているくらいの空間なのだ。

長男はMacを前にギターを弾き、まだ小さい子供たちは両親と一緒にNetflixを鑑賞している。

コーヒーを飲みながら先輩とアウトレット楽しかったですねと談笑しているとうしろから大音量でNetflixの映画の音が聞こえてきた。
完全にsex & violenceな音がするのだが家族団らんで見る映画じゃなさすぎて思わず笑ってしまう。エログロの時代劇ものだ。

コーヒーを飲み終わり、ありがとうございました~とコップを返すと、テレビの前からお母さんがちょっと照れたように会釈してくれた。
いやはや家族団らん中にお邪魔して失礼いたしました。

しかし私一人ではこんなお店には入ったことがなかったので、これもまた楽しい経験だった。


私たちはこのローカル感溢れる街がすっかり気に入ってしまった。
やってきた駅からもうひと駅ぶん歩いてみることに。

どんどん観光客が減ってきたところに、地元の人たちしかいないような市場があった。

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日本のお祭りで見かけるようなおもちゃ屋さんを覗いてみるとドラえもんピカチュウのパチモンがたくさん並べられていて、私は興奮してしまった。
クオリティの低いパチモンが大好きなのだ。

しかし最近はパチモンをほぼ見なくなってしまったし、あったとしてもクオリティが高い。しっかり模写できる人が作っているか、公式の絵を使いまわしている。
私はドラえもんを見たことのない人が描いたドラえもんが大好きなのだ。
迷わずにスマホリングを買ってしまった。

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おまけにピカチュウの人形もかなり心に刺さる。
よくある「鳴く犬のぬいぐるみ」を黄色に着色して、手作りのしっぽをケツにぶっ挿している作りなのだ。尻尾をぶっ挿す手間をかけるくらいなら、赤い首輪を外してほしい。
こんな雑なつくり最近めっきり減ってしまった。大興奮である。
ほしいけど完全にゴミだ。しかも割と処分に困るゴミだ。ADHDな私はゴミの分別が死ぬほど苦手なのである。
ああほしい…このほしい気持ちを抑えるためにドラえもんスマホリングを買っているのだ。ここでピカチュウまで買ってしまっては帰国後に後悔するだけだ。

ピカチュウに興味津々な私を見て、店のおばちゃんが「買っていきなよ」とピカチュウのケツのスイッチを入れた。
わんわんわん!
か細い声が鳴り響く。
わんわんわんーー!?たまらない。たまらないが購入は見送り。
クオリティの低さには惹かれるのだが、何年も店先にいた汚れがちょっと潔癖な私的には部屋に置けなくてダメだった。
まぁ今思えば買っても良かったかもしれないな…。

一方先輩は商店街にあるような婦人服屋に入っていき、竹の葉が全面に描かれたシャツを購入していた。とても満足度の高い市場だった。


駅に向かって歩いているとTESCOという大きいスーパーが見えてきた。
こちらにも寄ってみることに。

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イオン的なスーパーで、衣類から食品からすべてがそろっている。
タイ料理のインスタントでも買おうかなぁ~とトムヤムクンの素をひとつ手に取ったら24個ついてきた。どうやらバラ売りという概念がないらしい。

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まぁばら撒き用のお土産にすればいいか、と購入。グリーンカレーセットも追加で。
やっぱり本場タイの料理はおいしかったので家でも食べたい。

カオサン通り

そんなこんなで19時。すっかりあたりも暗くなってきた。

私はちょっとカオサン通りに興味があった。ザ観光地というところにも行っておきたい。
先輩はまったく興味がなさそうだったが、私の強い押しで夕食はカオサン通りへ行くことになった。

カオサン通りのことを私は大きい市場くらいにしか思ってなかったのだが、ここはあれだな、パリピ通りなんだな。
ドゥクドゥクしている。ドゥクドゥクパーティだ。
しかもこの日は金曜日。3掛けくらいでパーティーしてそうである。

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私たちはドゥクドゥクしなくていいので、レストラン2階のテラス席からドゥクドゥクしている人たちを見下ろしていた。
先輩は高いところから人を見下ろすことが大好きらしく、ふたりで気分よく乾杯した。

私たち以外にまったく人がいない店だったので大丈夫か…?と思っていたのだが、とてもおいしく最高のお店だった。

その後はふらふらと通りを歩き、せっかくなので足裏マッサージをしてもらった。

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先輩は足を押されるたびに「イタイ…何故か肺がイタイ…!」と言っていたので酒の飲みすぎには私も気を付けようと思った。

気付くと深夜1時をまわっている。
カオサン通りはいつまでも賑わっているのですっかり時間の感覚が狂ってしまった。
もう電車もないはずなのでタクシーを拾ってホテルまで帰ることに。

夕食代を先輩からもらったのでタクシーの代金は私が支払う。
「ちゃんとおつり確認してくださいね!」先輩が私の手の中をのぞき込むと「あ!!足りませんよ!」とすぐにタクシーの運転手に英語で話しかけてくれた。
タクシーの運転手は「ちょっとくらいいいじゃん」という感じだったが先輩の剣幕に押され、きちんとおつりを返してくれた。英語パネェ…。私は今日だけで英語の素晴らしさをひしひし実感した。

私たちのホテルの近くもどうやら繁華街のようで、パーティピープルたちがドンチャン騒ぎをしている。眠らない街バンコク…金曜夜はすごいぜ…。

明日は早起きを頑張るためおやすみなさい。


<1日のおまとめ動画>