じょんのび

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バンコク4日目

バンコク最終日。

午前中の便で帰国予定。
7時ごろには空港に到着し、免税の手続きも済ませ、さぁそろそろチェックインしましょうかねとカウンターへ行ったら出来なかった。
…なぜ?

先輩の語学力が炸裂。英語でぷんぷん怒ってくれている。
私はただ隣で「帰れんのか…?」という不安で空港のお姉さんと先輩のやり取りを見守った。

どうやら私たちの乗る予定だった飛行機は、乗客が少なかったことから小さい機体に変更したとのこと。その際、何名かは逆に乗れなくなってしまい、まぁつまり私たちはあぶれたという訳だった。
そんなことってあるの…?

次回は15時の便ですとお姉さんはお澄まし顔で提案してくるが、えええ…そんなのってありなの…?あと5時間以上待ちぼうけするのか…。

絶望していたが先輩がさらにぷりぷりしてくれたところ、お姉さんは2つ提案をくれた。

①1万ナンボかの返金
ビジネスクラス

「1万ナンボでビジネスクラスには乗れないのでビジネスクラス乗っちゃいましょう!」と先輩が目を輝かせた。
このとき私はビジネスクラスというものを知らず、というか存在は知っているけどどんなものかは知らず、飛行機の前の方の席に座らせてくれるだけのサービスだと思っていたので「返金がいいなぁ…」と思ったが、私よりはるかに経験値が高い先輩の言うことを聞いておけば間違いないか…と了承した。

ちなみに待ち時間は近くのホテルを2部屋を取ってくれ、ホテルランチもつけてくれるそう。
え~~~すごい!クレームの潰し方としては最強だなと思った。
飛行機の時間を勝手に変えられたのはイラっとするが、ホテル、ランチ、ビジネスクラスときたら怒りがスルスルっと収まってしまった。
こうやってクレームって処理するんだなぁ~。むしろ私はタイ航空が好きになってしまっていた。チョロいもんである。

早速ホテルに行って仮眠を取る。
完全にバンコク滞在中のホテルよりいいホテルで寝るだけでは惜しすぎた…。

ランチの時間になってムックリ起きる。
なんだかお洒落なものが並ぶビュッフェ形式で味も大変美味しく想像以上に食べてしまった。なんだこれは幸せすぎる。素晴らしいタイ航空。

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その後タラタラ送迎バスに乗り、初ビジネスクラス
私はここで衝撃を受けるのだがビジネスクラスってもう部屋が違うというかエコノミーの席とは完全に違うフロアになってんだね。選民意識というか階級制度というか…。
これまでエコノミーの前方にある厳つい椅子がビジネスクラスだと勘違いしていた。こんな所に高いお金を払うのかぁ~と思っていたのだが平民過ぎて飛行機のクラスというのをまるで理解していなかったのだ。

ビールを浸み込ませまくったズボンと全面にゾウさんがプリントされたTシャツという恰好でビジネスクラスに乗っていいのかしらと少し不安になる。
周りはスーツのおじさんだらけだ。私たちだけ場違いで恥ずかしいぞ…。

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なにこれぇ~椅子が倒れすぎて仰向けになっちゃうよぉ~!
シャンパンから始まり、料理も次々に運ばれてくる。
フライト中ずっと食べてた記憶しかない。
先輩は「高級な家畜になった気分ですねぇ~」と言いながらシャンパンを飲んでいる。
まさにそう。最高です。
家畜として思考力も低下し、ゾウさんTシャツも恥ずかしくなくなってしまった。

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無事日本に到着。
先輩は席にあったアメニティポーチを鷲掴みし「持って帰りましょう!」と鞄に突っ込んでいた。
えっこれってくれるやつなの!太っ腹すぎる~と私もアメニティポーチを鞄に突っ込む。
このポーチが普通にしっかりしていて素晴らしいのだ。
中には耳栓やアイマスク、歯ブラシにスリッパなど飛行機を快適にしてくれるグッズがたくさん入っている。こんなにたくさんくれるんですか~!?平民はびっくりなのである。
ビジネスクラスっていくらなの~!?と思って調べたら2倍どころじゃなくて笑ってしまった。そりゃあサービスしてくれますよね。

空港に着くと私はもう終電間近。
先輩に挨拶をしてササッと解散になってしまったがとても楽しい旅行だった。
Googleマップに全く頼らず、英語を使って現地のマップを広げ、フラフラ現地を散歩しながら目的地を目指す。タクシーも使わないし効率的じゃないかもしれないけど、街や人の雰囲気を楽しむのがとても良かった。
一緒に旅行する人でこうも視界が変わるものかと驚いた。
また、現地の人に案内してもらえるなんて私ひとりでは絶対にありえなかったことでとてもいい経験が出来た。
私は普段ぐーたらしてるくせに旅行になるといろいろ予定を詰め込んでしまったりするんだけど、いつもと違うものを求めて旅行に行くのに意味なかったなぁ~と反省した。
現地の偶然を重ねて脳みその普段使ってない部分を動かすのがこんなに楽しかったとは。

視界が開けるいい旅行だったけど、2kg太りました。ぶひ。